連載
omoshii mag 11 連動企画「漫画・アニメ・ゲーム×舞台」第3弾
mag11連動企画① 橋本祥平さん
ミュージカル『薄桜鬼』のチケットもぎりのバイトをきっかけに、舞台の世界に飛び込んだ俳優、橋本祥平さん。そこから数多くの話題作に出演し、急成長を遂げ、現在、舞台『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』に出演中。そんな橋本さんが目指している役者像とは。(文/鈴木 幸 撮影/平岩 亨 ヘアメイク/矢崎麻衣)
COLUMN 2017 11/7 UPDATE
━━舞台『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』一条シン役に決定された橋本さん。決まったときのお気持ちは?
真っ先に思ったのは、「テレビのニュースで観た応援上演のやつだ…!」って(笑)。ファンの方の熱量も大きいですし、これは責任重大だな、と。しかもありがたいことに一条シンという主役を頂いて、最初は正直怖かったですね。でもせっかくお声がけいただいたので、やるからには僕なりの一条シンを演じてみせる!と今は楽しみな気持ちが強いんです。
━━橋本さんが全開の笑顔でポーズを決めたキービジュアルは新鮮でした。
あれはもう、衣裳とメイクとキラキラした背景にかなり助けられていると思います(笑)。今まであんなにキラキラした衣裳を着たことがなかったので新鮮でしたね。今年24歳の僕が中3の役を演じられるんだ、という発見もありました(笑)。撮影中は中学の頃の自分を思い出して、気持ちだけでもとにかく若くしようと意識していたのですが、演じるときも、シンくんのそういうピュアでまっすぐで、一途に夢を追いかけているところは大切にしたいですね。
━━ふだん、役作りはどのようにされているのでしょうか?
2.5次元舞台においては、まずは原作のアニメやゲームを観たり、声優さんの声を確認したり、というところから始めます。もちろん舞台は生身の人間が演じるので、どうやって演劇的な要素を盛り込むのかも考えますね。でも、原作のない舞台も2.5次元舞台も、“いかに自分の爪痕を残すか”という意味では、お芝居のアプローチは違っても、根本では同じかもしれないです。
━━今まで、2.5次元舞台を中心に役者人生を着実に歩んでいる橋本さんですが、今後どのような役者になりたいと考えていますか?
一度きりの人生なので好きなことをやりたいですし、自分の好きなことってやっぱりお芝居なんだな、と最近あらためて思います。この先周囲の環境がどのように変わるかは分からないのですが、10年後、20年後も役者でい続けるために、もちろん舞台だけじゃなく、映像や声のお仕事やバラエティなど、いろんなジャンルに挑戦したいと思っています。でもやっぱり舞台は大好きなので、三枚目のキャラクターなど幅広い役柄が演じられる役者になりたいですね。
(『omoshii mag』vol.11より抜粋)
[プロフィール]
はしもと・しょうへい
1993年12月31日生まれ、神奈川県出身。
2015年ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』西谷 夕役で注目を浴び、以降、舞台『明治東亰恋伽〜朧月の黒き猫〜』(主演)、舞台『刀剣乱舞』〜義伝 暁の独眼竜〜、『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』〜Judge of Knights〜など、舞台を中心に活躍中。
[公演情報]
舞台『KING OF PRISM-Over the Sunshine!-』
[大阪]2017年11月2日(木)~5日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
[東京]2017年11月8日(水)~12日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo
原作:タカラトミーアーツ/シンソフィア/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ
脚本:青葉譲
演出:宇治川まさなり
音楽:石塚玲依
出演:橋本祥平/小南光司 杉江大志 大見拓土/横井翔二郎 長江崚行 村上喜紀/五十嵐雅 星元裕月 廣野凌大/内藤大希 spi 古谷大和 栗田学武 前内孝文
公演に関するお問い合わせ:
インフォメーションダイアル03-5793-8878(平日13:00~18:00)
チケットに関するお問い合わせ:
ローソンチケット0570-000-777(10:00~20:00)
千秋楽ライブビューイング開催決定!
11月12日(日) 17:00全国の映画館にて。
※開始時間は変更になる可能性がございます。
詳細は公式サイトhttp://kinpri-stage.comをご覧ください。
©T-ARTS / syn Sophia / エイベックス・ピクチャーズ / タツノコプロ /「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」製作委員会2017