INTERVIEW! 山田ジェームス武さん　後編

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INTERVIEW! 山田ジェームス武さん　後編

『舞台「黒子のバスケ」』高尾和成役で注目を集め、この先も8月末より上演の舞台『メサイア―悠久の刻―』や、11月下旬より上演のユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』への出演が決まっている俳優・山田ジェームス武さん。インタビュー後編では、初帝劇への意気込みや、８月に発売になる1stトレーディングカードについてうかがいました。（取材・文／水上也寸志）

INTERVIEW & SPECIAL 2017 8/1 UPDATE

（part.1より続く）

●いろんな舞台作品に出演してきた山田さんですが、また新たな分野への挑戦となる、松任谷由実さんの舞台、ユーミン×帝劇　Vol.3『朝陽の中で微笑んで』（11月27日より東京・帝国劇場）への出演も決まりました。

いや～、びっくりしましたね。歴史ある劇場ですしね。ユーミンさんのことはもちろん知っていました。すごく楽しみです。出演はオーディションを受けて決まったんですが、実はオーディションは１年ちょっと前だったんですよ。で、今日まで“どうなるんだろう”と思いながら来ました。内容は、近未来の話というのは聞いてますが、台本もまだだし、詳しくは…。

●どのように臨もうと思っていますか。

そうですね、自分が今持っているものを全部出し切って板の上に立ちたいですね。共演のキャストも名も実力もある方々が多いんですけど、その中で自分の100%を出し切りたい。たくさんぶつかって、たくさんはたかれて（笑）。いろいろ勉強させてもらいたいなって思います。

●今年はこの作品で年間5作の舞台に出演となります。舞台づいていますね。

多いですね。でも去年もけっこう多くて、ゲスト出演の作品も含めると実は9作、舞台出演してるんですよ。『黒子のバスケ』の以降ね。『黒子～』は自分にとって4作目ぐらいの舞台作品だったんですが、それまでは映像の仕事が多かったのに、『黒子～』以降、急に舞台出演が増えて。どうしよう…って（笑）。この１年、1つの作品の千秋楽が終わったら、翌日からもう次作の稽古…みたいな流れがずーっと続いています。

●舞台続きでかなりハードな1年だったわけですが、休みがほしい、ゆっくりしたいなと思ったことはないですか。

いや、それは全然ないですね。1つの役が終わって、すぐに次の役の芝居に入っていくということがすごく楽しい。ですから、苦ではないです。

●いろんな仕事があるなかで、山田さんにとって舞台の楽しさはどんなところにありますか。

やっぱり“生”の熱量と“一発勝負”の緊張感ですかね。舞台は、1か月近くかけて稽古でみっちり作り上げていくもので、いろんなキャストが集まって、その熱が合わさってできるもの。それを直接届けられる場所なんですね。映像とはまた違った魅力があります。僕は映像の仕事も舞台の仕事も同じぐらい好きですが、僕のことを映像で知ったという方、僕の舞台を観たことがない方は、ぜひ一度観に来てほしいです。“生モノ”はいいですよ（笑）。

●そして山田さんの1stトレーディングカードが8月5日に発売されます。トレカの撮影はどうでしたか。

いやぁ、楽しかったですね。トレカのように“物”という形で残るものの撮影は、僕にとって初めての体験だったし。

●特にお薦めのカットはありますか。

どれも見てほしいです。衣装的には6ポーズ撮ったんですが、サラリーマン風のカットとか、ふだんあまり見せない顔も見せていますし…。なかでも、お薦めはパジャマ姿ですかね。僕、ふだんパジャマを着ない人なんで、自分でも新鮮です。

●ファンの方へ、トレカのＰＲをお願いします。

楽しみながら撮影したトレカです。全部で100種類以上の写真があるのかな。これだけいろんな写真が一度に見られるのは初めてですし、僕の素の部分がたくさん出ていますので、ぜひ買ってくださいね。僕自身も全部揃えたいです。

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