インタビュー & 特集
SPECIAL! ミュージカル『薄桜鬼』イベントレポート
4月27日より好評上演中のミュージカル『薄桜鬼』斎藤 一篇のイベントが、4月1日、東京・サンリオピューロランドにて行われました。
INTERVIEW & SPECIAL 2012 5/1 UPDATE
ミュージカル『薄桜鬼』は大ヒット女性向け恋愛アドベンチャーゲームの初めてのミュージカル化作品。演劇ユニット「30-DELUX」の清水順二さんが制作、劇団「少年社中」の主宰・毛利亘宏さんが脚本・演出を担当し、映画『Miss Boys!決戦は甲子園!?編』など映像の仕事を中心に活躍している、今回が舞台初出演にて主演の松田凌さん、ミュージカル『テニスの王子様』などで活躍中の廣瀬大介さんら、人気若手俳優たちが出演して、上演されています。
公演に先立ち行われたイベントには、松田さん、廣瀬さんのほか、矢崎広さん、池田純矢さん、小野健斗さん、森大さん、天野博一さん、清水順二さんが出席しました。
閉園後のサンリオピューロランドに集まった大勢のファンの前で、まず激しい殺陣が披露されました。続いて、ステージに出演者が登場し、トークタイムに。
主役・斎藤一を演じる松田さんは「殺陣はミュージカル『薄桜鬼』のためにずっとやってきたので、自分の中で一番の見せどころです。半年間週4回稽古に通いました」と自信たっぷり。「いちばんエンターテインメイント性の高い殺陣をやる」と清水さんに紹介された廣瀬さんは、沖田総司役だけあって「余裕しゃくしゃくな感じで派手な立回りを見せます」と語りました。
途中、話の流れで稽古開始前に行っているアップ体操という体操を披露。アップ体操での矢崎さんがすごいらしいという評判どおりノリノリで、ほかのみんながさわりだけやって終わりにしても止まらないハイテンションぶりを見せ、笑いを誘いました。
トークの後は、稽古場風景を映像で紹介。その後クイズコーナーに突入しました。◯×二択で間違えると、作中に登場する「変若水(おちみず)」にかけて赤い色のドリンクを飲むことに。さらに、飲んだ人はサンリオキャラの耳をつけて変身。クイズで最後まで正解したのは松田さんただ一人でした。
せっかくなのでクイズ終了後、松田さんがキティちゃんの耳を身に着けて、全員変身してから、お客さんにポスターなどのプレゼント抽選会を開催。最後に一人ずつ意気込みを語って、イベントは終了しました。
松田さん
「初舞台初主演ですが、斎藤一の信念を大事に、隊士たちの絆を凝縮して、お届けできると思います。次はサンシャイン劇場で会いましょう」
廣瀬さん
「僕はあまり舞台経験はなく、(松田)凌と同じくらい緊張していますが、たくさんの方に支えられて、新選組のみんなで頑張って、よりよいものをお届けします。期待以上のものを見せられると思います」
矢崎さん
「松田くんも廣瀬くんも舞台経験があまりないって言ってたけど、そんなの関係ないと思います。いいメンツ、熱いヤツらがそろって、面白いです。ぜひよろしくお願いします」
池田さん
「今日は短い時間ですが楽しく過ごせました。この気持ちを劇場に持っていって、いい作品にしたいです。楽しんでいただいて初めて一つの作品ができると思うので、頑張って精いっぱい作っていきたいです」
小野さん
「サンリオピューロランドでイベントをやって皆さんに会えたことは運命だと思います。劇場でまたお会いしましょう」
森さん
「歌にダンスに殺陣。面白い舞台にするために、今、稽古場で戦っています。皆さん楽しみに来てください」
天野さん
「日々、尋常じゃないくらい汗をかいています。本番に向けていい作品を作るんだという気持ちの表れです」
清水さん
「今年、30-DELUXは10周年になります。そういった時期にこのチャンスをいただけました。これが成功したら、和物ミュージカルとして世界に持っていけるような作品にしたいです。若い役者たちがぐいぐい引っ張ってくれています。若い人はもちろん、僕より上の世代に人にも見てもらいたいです」
[公演情報]
ミュージカル『薄桜鬼』斎藤 一 篇
2012年4月27日(金)〜5月8日(火)サンシャイン劇場(池袋)
脚本・演出・作詞: 毛利亘宏
音楽: 佐橋俊彦
制作協力: ジェイズプロデュース
製作協力: トライストーン・エンタテイメント
出演:松田 凌、廣瀬大介、吉田仁美/池田純矢、小野健斗、宮崎秋人、天野博一、森 大、柏木佑介、江戸川卍丸/清水順二(30-DELUX) /鈴木勝吾 /矢崎 広
http://www.maql.co.jp/special/m-hakuoki/
©アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会