インタビュー & 特集
INTERVIEW! 映画『アキラNo.2』 小澤亮太さん part.1
毎日ケンカが勃発している不良の巣窟・陸山高校で、No.2の矢沢アキラが暴力と権力闘争にまみれながら虎視眈々とNo.1を目指す物語『アキラNo.2』。人気ヤンキーコミックを原作にしたこの映画に主演する小澤亮太さんにお話をうかがいました。
(撮影/熊谷仁男 文/臼井祥子)
INTERVIEW & SPECIAL 2014 9/9 UPDATE
まず、動画のメッセージをお届けします!
●『アキラNo.2』とはどんな作品でしょうか。
ざっくりと言うと、不良がたくさんいる学校のNo.2である矢沢アキラがNo.1を目指すお話です。ざっくり過ぎますね(笑)。僕が演じるアキラはヤンキー高校で成り上がるんですけど、その方法が、普通にケンカしてというのではなくて、ちょっと変わったやり方で成り上がるんですよ。ヤンキーなのに腕っぷしではないところでやる。そこが一つの醍醐味ですね。もちろんヤンキー映画らしい部分もたくさんあります。ただアキラは頭がよくて普通の人の二倍ぐらい気遣いのできる人で、そこを武器にのし上がっていきます。ケンカもそこそこ強いんですよ。昔は不良の頭を張ってたんですが、ヤンキー高校に入ったら、おままごとレベルだったなと感じてしまうくらい、周囲が強かった。その中でいかにのし上がって行くか、という映画です。
●以前オモシィにご登場いただいた時に、「アクションのある作品に出たい」とおっしゃっていたんですが、『アキラNo.2』は、アクションはあるけど…という感じですね。
そうなんですよ(笑)。お話を頂いて原作のマンガを読んだ時に、表紙を見たら筋肉ムキムキだったので、「これはガチガチのアクションかな」って思ったんですよね。でも読んでみたら「やられてばっかやん(笑)」って。もうちょっとアクションもやりたかったですね。
●ご自身はアキラタイプですか?
どちらかというと、あんまりアキラタイプじゃないですね。もし現実に城戸康裕くんが演じる隣野ツトムのような人がいたら、腕力よりコミニュケーションのほうに逃げちゃうと思うんですけど(笑)、普段は頭を使うより体を使って、行動するほうが好きです。そんなに頭が良くないので(笑)。でも大人になるとコミニュケーションって大事だなって思います。
●役作りで工夫した点は?
アキラのいい部分を出すよう心掛けました。気を使う部分だけだとゴマスリみたいになってしまうので、頑張ってる部分、頑張ってゴマをすっているんだなっていう部分を出したいと思いました。そうやってNo.1を目指す姿はとてもカッコいいと思うんですよ。アキラは計算し尽くした男なんですよね。賢くてめちゃくちゃ俊敏で、その反射神経があるならほかのことできるんじゃないかなと思うんですけど、あの不良高校に固執したわけで。そこに何か思い入れがあるのか。きっとヤンキー的なものにカッコよさを感じているんでしょうね。
(part.2へ続く)
映画『アキラNo.2』は9月27日(土)より、シネマート六本木ほか にて上映します。
詳細は以下の公式サイトをご覧ください。
『アキラNo.2』オフィシャルサイト●http://www.cinemart.co.jp/akira-no2/
【初日舞台挨拶&クロージング舞台挨拶決定】
○9月27日(土)10:30の回 上映後舞台挨拶
登壇者:小澤亮太、五十嵐麻朝、福山翔大、橋本マナミ、城戸康裕(予定)
※舞台挨拶&本編DVD&マル秘特典付 ¥4,000(税込)のお得なチケットも販売中。
○10月10日(金)19:00の回 上映後舞台挨拶
登壇者:五十嵐麻朝、小西成弥、高橋郁哉(予定)
詳しくは公式サイトまで。
★INTERVIEW!『3150万秒と、少し』小澤亮太さん はこちらをご覧ください。
[プロフィール]
おざわ・りょうた
1988年1月25日生まれ、千葉県出身。
2011年『海賊戦隊ゴーカイジャー』に主演し、注目を集める。舞台『理系ヲタが、船上で恋する確率』『豆乃坂書店~読みたがりたちの読書会~』や、映画『ホットロード』『恋する歯車』(主演)など、様々なジャンルで活躍中。この秋には舞台『ダンガンロンパ THE STAGE~希望の学園と絶望の高校生』(10月29日~11月3日 日本青年館大ホール)に出演する。またMCを務めるラジオ番組、FMYOKOHAMA『りょーthe Studio R』が毎週日曜日21時〜OA中。
公式blog●http://ameblo.jp/ozawaryota