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藤原紀香主演『キャバレー』製作発表記者会見
ブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』の製作発表記者会見が、12月14日、東京麹町のTOKYO FMホールにて開かれました。
NEWS & INFORMATION 2011 12/20 UPDATE
ミュージカル『キャバレー』は1966年に初演され、ライザ・ミネリ主演で映画化もされた名作中の名作。日本でも、これまで何度も上演されてきた作品です。2010年には、小池修一郎さん演出で、藤原紀香さんを主演に迎えて上演されたのは記憶に新しいところ。その『キャバレー』が、同じく紀香さん主演で、2012年に再び幕を開けることになりました。
紀香さんの役どころは、第二次大戦前のベルリンのキャバレー専属の歌姫サリー・ボウルズ。そして、狂言回し役である個性的なMC役を演じるのは、諸星和己さん。こちらも、前回公演から引き続きの登板です。
注目は、今回新たなキャストとして、紀香さんと恋に落ちるアメリカ人作家クリフ役に、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で「死のダンサー」を 演じていた大貫勇輔さんが扮すること。演技は未経験ながら、今回の大抜擢! 小池先生のおメガネにかなったというわけです。小池先生が目をつけた若手ミュージカル俳優は、皆さんスター街道をまっしぐらですから、大貫さんの今後も要チェックです!
紀香さんが、「みんなでもう一回やりたいねと話していて、お客様のラブコールから再演できました。踊りも歌もレッスンをずっと続けていたので、さらにパワーアップして演じたいです。たとえ失敗しても後悔しない、自分の選択で歩いていく女性なので、今この役がやれることに感謝しています。伝えたいメッセージがいっぱい入っている作品です」と話す一方で、
諸星さんは、再演と聞いて「鼻で笑いました」とコメント。というのも、再演と聞いたときには、すでにMCになっていたからだとか。
「それだけMCという役が好きで、このキャバレーという作品が大好き」なんだそうですよ。
そして、新キャストの大貫さんは、今回のキャスティングについて、
「もう本当に、びっくりしました。ダンスしかやってこなかった人間なので純粋にうれしかったです。ちょうど『ロミオ&ジュリエット』で、歌や芝居の力に直接触れて、自分もやりたいと思っていたところだったんです。共演は紀香さんも諸星さんも、すばらしいキャストの方々なのでがんばらなきゃ!という感じです」と初々しいコメント。
大貫さんについて、紀香さんは、「普段は普通な感じなんだけど(笑)、ほんとに音楽がかかって踊り出したり芝居をしだすとエネルギーがほとばしって、すばらしい表現力なので、彼が相手役と聞いてすごくうれしかった。
大貫くんというスパイスがはいって、カンパニーが刺激されてもっともっといいものになっていくと思う、うずうずします!」とベタ褒め!
するとすかさず、諸星さんがまたまた鼻で笑って、「大貫君、冗談です」。
間髪をいれず繰り出すコメントは、まさにMCそのもの。
そんな諸星さんに、大貫さんも無意識に逆襲!?
大貫「僕、光GENJIって名前しか知らなかったんですが…」
さすがの諸星さんも、世代間ギャップに打ちのめされたかと思いきや、
「できれば嵐に入りたかったです!」と余裕で返しておりました。
会見では、3人で絡んだり、テーマ曲を歌ったり、と一足早く、「キャバレー」の世界を満喫。会見の動画は、以下などでご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね^^
ついでに「キャバレー」のCMもどうぞ!
ブロードウェイミュージカル『キャバレー』2012 CM