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速報!佐藤健&石原さとみ『ロミオ&ジュリエット』製作発表
2月21日、『ロミオ&ジュリエット』の製作発表が、セルリアンタワー東急ホテルにて行われました。主演の佐藤健さん、ヒロインの石原さとみさん、演出のジョナサン・マンビィ氏ほか、豪華出演者が勢ぞろいしての会見となりました。
NEWS & INFORMATION 2012 2/21 UPDATE
2012年5月2日~27日東京・赤坂ACTシアター、5月31日~6月10日大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!にて上演される、シェイクスピアの名作『ロミオ&ジュリエット』。英国のロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で新進気鋭の演出家ジョナサン・マンビィ氏のもと、ロミオ役に、今回初舞台を踏む佐藤健さん、ジュリエット役に演技派女優の石原さとみさんをむかえ、美しく切ないラブストーリーが展開されます。
オリビア・ハッセー版やディカプリオ版の映画も有名ですし、演劇ファンにとってはさまざまな演出家によるストレートプレイ、近年はミュージカルでもおなじみの作品ですが、今回はまた新たなバージョンが楽しめそうです。
演出のジョナサン氏は「これまで何度もこの作品の演出を頼まれてきたが、すべて断ってきました。イギリスでもアメリカでもやり尽くされて来ましたから、新しい解釈をもたせて伝えるのは難しい。今回は日本で作って上演するということで、違うレンズを通して、新しい見方でこの作品を作ることができると思い、引き受けました。400年前のシェイクスピアの戯曲を現代の青木豪さんが上演台本にし、東洋と西洋がマリッジして、文化が融合することで、独自の作品、独自のヴェローナ(作品の舞台)になると思います。現代の若い世代のお客様にまっすぐに届くような作品を目指します」と、作品にかかわった理由、目指す世界観などをたっぷりと語ってくれました。
そして、「『ロミオ&ジュリエット』の核には、希望に満ち溢れたメッセージがあります。今の日本に希望を伝えるのに、とてもすばらしい機会だと思っています」と日本での上演意義をコメント。ジョナサン氏からは、まだまだ話したりないといわんばかりの情熱が伝わってきました。
今回、初舞台で初主演となる佐藤健さんは「せっかくやらせていただくので、『ロミオ&ジュリエット』といえばこの作品、と言われるようにしたいと思っています。王道的作品を王道としてやりたい。それは、昔の戯曲に忠実にやるのではなく、ゼロに戻してあらためて、凝縮して洗練して、作品の世界観を壊さずに、オリジナルの『ロミオ&ジュリエット』をやるということです。決定版『ロミオ&ジュリエット』に、ご期待ください!」と、初主演らしく、熱い意気込みを語ってくれました。
一方、ジュリエット役の石原さとみさんは「実は、『ロミオ&ジュリエット』は一度も見たことがないんです」という驚きのコメント。劇団☆新感線で、おなじくシェイクスピアの『オセロー』を題材にした舞台に出演経験のある石原さんですが、「ここまで、原作に近いシェイクスピア作品に出演するのも初めてですし、外国人の演出家の方に演出していただくのも初めて。(『ロミオ&ジュリエット』については)真っ白の状態なので、ジョナサンの演出の色に染まっていけたらと思っています」。
ロレンス神父を演じるのは、今やすっかりベテランの橋本さとしさん。「ロレンスの橋本さとしです。ロレンス・橋本さとし。なんだか芸名みたいですね~」といきなり笑いをとっていました。司会のTBSアンディから、関西の雰囲気をありがとうございます、みたいなことまで言われてましたよ。橋本さんにとっても、シェイクスピアとなるとやはり、「チャレンジ精神」で取り組む作品だそう。
キャピュレット夫人を演じるのは、石野真子さん。「ジュリエットのママをやらせていただきます。思春期のころ、オリビア・ハッセーの映画を見て、涙した覚えがあります。一人でも多くの方に見ていただきたいと思います」
石野さんは、この日モテモテ! 演出家のジョナサン氏が「本当に美しい!」といえば、すかさず佐藤さんも「I think so!」。・・・かと思ったらその後、橋本さんたち男性陣も続いて「Me,too!」「Me,too!」。
そのほかのみなさんも、以下のようにコメントしていらっしゃいました。
キャピュレット当主・長谷川初範さん「多くの若い方にシェイクスピアを見ていただいて、感動、感激していただいて、最後は泣いて泣いて、席が立てないくらいにさせたいという意気込みです。ご覧になったみなさんの一生の思い出になるような舞台にしたいと思います」
ティボルト・賀来賢人さん「こんなにすばらしいスタッフ・キャストとやれることを光栄に思っています。力強く、ティボルトを演じられたらと思っています」
マキューシオ・菅田将暉さん「有名な作品で、出演したい人も多い舞台ですが、それに臆することなく、自分らしく、先入観なく演じたいです。楽しみたいと思っています」
ベンヴォーリオ・尾上寛之さん「シェイクスピアは初めてなのですが、どの年代の方にも共感していただけるような『ロミオ&ジュリエット』を作り上げたいです」
パリス・姜暢雄さん「400年前から、ストレートプレイやミュージカルなどで上演され続けた作品ですが、気持ちも新たに、素敵なキャストとともに、素敵なパリスを演じられるようにがんばりたいと思います」
話しているうちに、何かがこみ上げてきたのか、最後なぜか笑ってしまった姜さん。その効果か、会場もさらに和やかな雰囲気になりました。
姜さんは、それが影響したのか、その後、「運命を感じた瞬間は?」という質問で、自ら自爆! もちろん場内は、みなさん、笑いをこらえるのに必死でした。(内容は後ほど、会員限定ページに掲載しておきますので、よろしければアクセスしてください! この速報で書ききれなかった会見の様子なども、のちほど掲載します)
佐藤さんと石原さん、ともに、『ロミオ&ジュリエット』で好きなシーンは「仮面舞踏会のシーン」と息もぴったり! これから、距離感もぐんぐん縮めていくそうで、ふたりの迫真の演技に、いまから期待大です!
『ロミオ&ジュリエット』
2012年5月2日~27日東京・赤坂ACTシアター
2012年5月31日~6月10日大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!
原作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:ジョナサン・マンビィ
出演:佐藤健 石原さとみ/
賀来賢人 菅田将暉 尾上寛之 姜暢雄/
石野真子 長谷川初範/キムラ緑子 橋本さとし 他
問い合わせ:ネルケプランニング 03-3715-5624
公式サイト http://WWW.rj-2012.com/