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リーディング劇『僕等の図書室〜みんなで読書会〜』明日初日!
4月27日より大阪 シアター・ドラマシティでリーディング劇『 僕等の図書室~みんなで読書会~』が上演されます。本日ゲネプロが行われ、その舞台写真とキャスト5人のコメントが届きました!(写真/岸隆子)
NEWS & INFORMATION 2012 4/26 UPDATE
本作は、昨年末 『大江戸鍋祭~あんまりはしゃぎ過ぎると討たれちゃうよ~』に出演していた5人の若手俳優が挑戦する朗読劇。 『大江戸鍋祭』で生類アワレンジャーに扮した5人、三上真史さん、村井良大さん、中村龍介さん、滝口幸広さん、井深克彦さんが今度は国語の先生になって、5つの名作を読み聞かせます。
三上先生、ムライ先生、りゅう先生、ユキヒロ先生、かっち先生が読んでくれるのは『桃太郎』『ごんぎつね』『ピーターパン』『智恵子抄』『シンデレラ』の5編 。これらの有名な物語に、オリジナルストーリーを織り交ぜつつ朗読します。
初日前日の4月26日、5人からのメッセージが届きましたので、ご紹介します。
三上真史さん(三上先生)
誰もが知っている物語ですが、改めて大人になって聞くことによって、自分自身も新たな発見もあったし深い物語だというのも感じました。失っていく大切なものに気づいてもらえたらいいなと思いつつ、オリジナルな、まさしのストーリーを楽しんで頂けたら。桃がどんぶらこと流れてくる理由とか、考えたこともなかったような世界が広げられるので、大人も子供も楽しんでいただきたいです。
村井良大さん(ムライ先生)
ここまで本格的な朗読劇は初めてです。本格的なストーリーと、またオリジナルの話もあるので、ストーリーを知っている人も知らない人も楽しめるものになっていると思います。音だけで伝える世界観は、お客さんの想像力を膨らますことができるので、いわば小説を読んでいるかのような感覚になると思います。お客さんには映画や昔自分が似たような経験をした情景が思い浮かべられるスイッチをいれられればと思います。
僕は今回、「ごんぎつね」でゴンをやります。「ごんぎつね」を初めて読んだ時、とても悲しいストーリーだと思いましたが、今回はまた更に男の哀愁ただよう渋いごんぎつねになっていると思います。なるだけ映画を見ているような世界観を作れたらいいなと思います、創造力は誰しもが持っているものなので。みんなどんな風に頭の中で描いているのかすごく楽しみです。他に桃太郎やピーターパンでも出ていますが、桃太郎はいままでやったことのない役をやれて、楽しいです。皆さん、桃太郎も是非観てください。ピーターパンも観てください。結果的に観に来てください(笑)。
中村龍介さん(りゅう先生)
ピーターパンは、子供に夢を与えるべき作品ですが、いい方向の目線だけじゃなくて一人の人間としてヒーローだってねむいんだよ、というような人間味なども表現しています。また、今回はピーターパンの中でフック船長を演じるので、いかに2人のバトルをキャラターを使いわけて表現できるか考えたいと思っています。
滝口幸広さん(ユキヒロ先生)
今回5つの作品を朗読劇として上演しますが、智恵子抄だけは原作とほぼ一緒です。多少朗読劇用に修正しましたがほぼそのままの話をやる、ということはプレッシャーでもあります。その中で、自身がこの物語で共感したこと、そして智恵子への感謝と愛を皆さんに伝えられたらと思います。
井深克彦さん(かっち先生)
今回初めての朗読劇、今までやったことがないので音だけで世界観を伝えるということは一番大きなポイントとなっています。ひとつのセリフでも言い回しだったりイントネーションだったりと、とても苦労しましたし、音でお客さんに世界を創造されることの難しさと面白さも学べた作品になりました。今回シンデレラですが、女の子たちがあこがれて夢を持つ作品なので女の子たちの夢を背負ってやらせていただきます。一風変わったシンデレラ、一筋縄ではいかないシンデレラストーリーを楽しみにながら作っています。普通の『シンデレラ』では学べないことが学べる『シンデレラ」をお楽しみください。
公演期間は4月29日まで。各物語のスケジュールと出演者の組み合わせは、以下の公式サイトでご確認ください。
http://le-himawari.co.jp/galleries/view/00132/00167
[公演情報]
『僕等の図書室〜みんなで読書会〜』
4月27日(金)~29日(日) シアター・ドラマシティ
作:穴吹一朗
演出:板垣恭一
音楽・ピアノ:日野悠平
出演:三上真史、村井良大、中村龍介、滝口幸広、井深克彦
お問い合わせ:梅田芸術劇場 06-6377-3888(10:00~18:00)
公式ブログ:http://ameblo.jp/bokutosyo/