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井上芳雄さん、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞
井上芳雄さんが、平成24年度（第63回）芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞することが決まりました。3月11日に都内で、受賞を報告する会見が行われました。
NEWS & INFORMATION 2013 3/13 UPDATE
芸術選奨は、昭和25年度（1950年）に発足。演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興、評論等、メディア芸術の11分野において、その年に優れた業績をあげ、新生面を開いた者に贈られる賞です。新人賞は昭和42年度（1967年）より発足しました。
新人賞演劇部門では、過去には、井上ひさしさん（第22回）や市村正親さん（第34回）、近年では唐沢寿明さん（第58回）、市川亀治郎さん（現四代目市川猿之助）（第59回）、鈴木裕美さん（第61回）らが受賞しています。
井上さんは「去年は10年に一本出合えるかと思うくらい素晴らしい作品に６本も出演することができました。（ミュージカルではない）芝居の割合も高く、『この人はストレート（プレイ）もやるんだ、やったらこうなるんだ』というのを舞台を通して証明できたかなと思います」と昨年を振り返り、「受賞はうれしいですが、終わってしまったことでひたる間はありません。次の舞台のことで頭がいっぱいです。でも周りの方はすごく喜んでくださるので、本当にありがたいなと思います。たくさんの方に支えられていることを感謝しています」と喜びを語りました。
