ニュース & インフォメーション
ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』囲み取材&舞台写真
鉄道擬人化マンガを原作にした舞台、ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』が本日初日。開幕前の昼間、ゲネプロと囲み取材が行われました。
NEWS & INFORMATION 2015 11/18 UPDATE
囲み取材には、東海道新幹線役・永山たかしさん、山陽新幹線役・滝川英治さん、西武池袋線役・Kimeruさん、埼京線役・豊永利行さんが出席。それぞれ意気込みや役を演じてみての心境を語りました。
一兆円稼ぐ男・東海道新幹線役 永山たかしさん
「僕が舞台を好きになったきっかけは(今回の共演者と)昔、一緒にやらせてもらった作品であり、(その当時)支えてくれたお客様が見に来てくださると思うので、そういう人たちにしっかりと僕らの何十年を見せれたら嬉しいなと思って頑張っています。これまで、そしてこれからに向かう現在地のような作品になるんじゃないかと思います。舞台のセットも、線路が上に向かっていくような形で途切れていて、未来はまだ僕らが作るもの、これからみんなで作っていこうというところの現在地だと感じますので、ここから走っていくきっかけになる作品になればと思います。そして(お客様には)ここに来るまでに僕らに乗ってきて、帰りも僕らに乗って帰る。そういうふうに思ってもらえたらより楽しい作品になるんじゃないかと思っています。これから何十年続けていける第一歩を、今日踏み出せると思っていますので、よろしくお願いします」
500系をこよなく愛す男・山陽新幹線役 滝川英治さん
「僕が十数年前に初舞台を踏んだ時のスタッフさんであったり、共演者の方と久しぶりにご一緒することになって、お客さんの中にも、初めましての方もいらっしゃると思いますけど、再会できる方もいらっしゃると思います。各々が成長した姿を見せられたらうれしいです。そんなに僕は鉄道に関して知識はなかったのですが、バックグランドを調べたら(山陽新幹線は)本当にかっこいいし、速いですし、愛着がすごい湧いてきて、そういうものに近づくいい機会を与えていただきました。個性的なキャラクターと個性的な歌、カラフルな役者陣でテンポよく舞台を作り上げていきます。僕は東海道新幹線を優しく見守る、爽やかな風を吹かせられるような存在になれればと思います」
会長をこよなく愛する男・西武池袋線役 Kimeruさん
「2.5次元のいろんな作品を見たり、自分も出てきたけど、この作品はとても難しいなと思っていました。マニアックな方向けの内容ですし、地方の方も見にこられる中で、関東の路線をどう表現するのかが課題で、プレッシャーも感じたけど、実際稽古をやって川尻(恵太)さんの演出を受けて、”これだったらいける”というのをつかむことができたので、自信を持って届けることができるようになりました。関東の方にはより愛着を持てるように、地方の方には歴史も含め”こういう電車があるんだ”っていうのを知っていただきつつ、プラス、僕たちの個性が出ているので、各々にいろんなシーンで全然カラーの違うショートストーリーをたくさん楽しんでいただきたいです。おもちゃ箱をひっくり返していろんなものが散らばってる感覚で楽しんでいただけたらと思います」
チカン率ナンバーワン・埼京線役 豊永利行さん
「(今回の舞台は以前共演してから)それぞれ十数年間、(共演者の)みなさんが役者であったり、僕だと声の仕事とか、いろんなものを経験して経験値が増えた上での再会で、ちょっとした同窓会気分でした。以前は見えなかったそれぞれの一面が見れたり、それぞれの成長を感じ、みんな大きくなってるな、俺負けてないかなと不安に思ったりしました。こうして共演できて本当にうれしいです。(この役を演じて)埼京線に乗ると、秩序を守ろうという謎の正義感を持つようになりました(笑)。ここからスタートという感じです。ご覧になった方に”じゃあ私が使っている線はどうなるんだろう”とか気になって原作を手に取っていただいたり、鉄道の歴史を楽しく学べる舞台になっています。気楽にみて、大いに笑っていただいて、”何線が好きだなあ”とか見方を変えて電車に乗ることができると思います。ぜひ楽しんでご覧になっていただければうれしいです」
11月23日(月・祝)まで、全労済ホール/スペース・ゼロにて上演中です。
詳細は下記公式サイトまで。
http://www.nelke.co.jp/stage/aoharutetsudo/