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勘九郎の息子たちが、勘太郎・長三郎に
来年、平成29年の2月、歌舞伎座「二月大歌舞伎」にて、中村勘九郎さんの長男、波野七緒八さんと、次男、波野哲之さんが、それぞれ、三代目中村勘太郎、二代目中村長三郎として、初舞台を踏みます。その製作発表会見が本日、3月7日、都内ホテルで行われました。
NEWS & INFORMATION 2016 3/7 UPDATE
2人の初舞台の演目は、舞踊劇『門出二人桃太郎』。七緒八さんと哲之さんの父・勘九郎さんと、叔父・七之助さんの初舞台の際に書き下ろされたもの。
勘九郎さんは、「二人が生まれたときから桃太郎をさせたいな・・・」と思っていたそうで、まさに念願がかなったというところです。
七之助さんは「兄と私の初舞台の会見の時よりもすごく静かだなと。きっと私たちよりいい役者になるだろうと思います」と会場の笑いを誘っていました。
最初は緊張で固まっていた七緒八さんと哲之さんの二人も(お父様・叔父様も心配のあまり、同様だったかも!?)、徐々にリラックスしたのか、終盤は大勢の記者の前でも物怖じせずに、マイクをいたずらしたり、カメラマンのまえでおどけたりと、いつもの子供らしい姿に。(七緒八さんは、よりお兄ちゃんらしく、哲之さんはより弟らしく)
また同時に、長野県松本市で行われる、「二人桃太郎記念田んぼアート」プロジェクトも発表。プロジェクトリーダーであり、二人の亡き祖父・勘三郎さんの親友でもあった、永島敏行さんも、会見に華を添えました。