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『六本木歌舞伎』製作発表会見
11月28日(月)、『六本木歌舞伎』第二弾公演の製作発表会見が、都内にて行われました。
NEWS & INFORMATION 2016 12/2 UPDATE
会見には、前回公演が初の歌舞伎演出となった三池崇史さんと、前回に続いて出演する市川海老蔵さん、初めて歌舞伎に挑戦する寺島しのぶさんが登壇しました。
今回の演目は「座頭市」。海老蔵さんは、代名詞ともいえる「眼力」を封印して挑むことになります。「勘三郎のお兄さんから“『座頭市』をやったら面白いんじゃないか”と言われたのがきっかけで、“やるか!”ということになった」と海老蔵さん。「坂東玉三郎さんに“声が潰れても、声が出ないなかで演技をすることで新しい世界か見えてくる”と言われたことがあります。自分の魅力の一つだと言われている眼力を封印することによって、目に見えない世界、静けさを表現して、新しいステップアップとしていきたいです」と意気込みを語りました。
「一度海老蔵さんと仕事をすると、半年くらい拒絶反応が出るんだけど、酒やタバコと同じで“また海老蔵が欲しい!”となるんです(笑)」という三池さんは「舞台装置やセットではなく、役者を見る舞台にしたいです。歌舞伎の概念が揺らぐ作品にしたいと思います」と決意表明。「40うん年生きてきて、まさか歌舞伎をやることになるとは思わなかった」という寺島さんは「海老蔵さんは恥ずかしいくらい子どものころから知っているのですが、思ったことをすぐに口にするところとか、全然変わっていないです。和気あいあいとしたエンターテインメントにしたいと思います」とコメントしました。
『六本木歌舞伎』は2017年2月4日(土)から、東京・EXシアター六本木にて上演されます。詳細は公式サイトにてご確認ください。