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「パワーアップして、人生を変える作品に!」ミュージカル『RENT』初日前日囲み取材
伝説のブロードウェイ・ミュージカル『RENT』が、2015年の公演から2年ぶりに上演されます。初日前日の7月1日(土)、シアタークリエにて公開ゲネプロと囲み取材が行われました。
NEWS & INFORMATION 2017 7/1 UPDATE
囲み取材には、主演の村井良大さん、堂珍嘉邦さん、ユナクさんら出演者が登場。公演に向けて熱い意気込みを語りました。まず、前回から続投の5人が質問に答えてコメントしました。
村井良大さん(マーク役)
「マークはいろんな方が演じられてきたのですが、続投したのは初ということで、すごくうれしい気持ちと、この『RENT』をもっといろんな方に知ってもらうために、2015年、2017年、さらにその先の未来にもつながるように、切磋琢磨して頑張っていきたいと思い、稽古に臨みました。みんなの一体感に新キャストからのパワーも頂いて、(前回の公演で)50回くらい演じたのに稽古は毎回新鮮で、すごい新しい『RENT』ができていると稽古場で実感しました。2015年版のキャストたちも(経験があることに)甘えてないというか、今回もっといいものにするぞという力がすごくて、毎日真剣にやっているのが、すごく素敵だったと思います」
ジェニファーさん(ミミ役)
「村井くんが言ったように、(村井が)マーク役を続投したことで、初めて座長がマークを魂の奥までつかんで稽古ができたと思うし、ほかにも2015年のキャストが多かったので、カンパニーでファミリーで、いろんな芝居の話ができました。前回は、初めて出演するキャストはいっぱいいっぱいで大変だったけど、今回はみんなで新キャストを引っ張って、芝居に入れたと思います」
堂珍嘉邦さん(ロジャー役)
「『RENT』という作品は愛に溢れているし、自分の中ではかけがえのないものでした。それは何物にも変えることはできないし、2〜3か月の短い時間ですが、もう一回それを体感して、体現して、観にきてくださるお客様に伝えたいなという気持ちです。前回よりも、役の生きてきたストーリーなどいろんなものが最初から自分の中に入っている部分がたくさんあるので、ここまできたら自信を持ってやろうと思います。新キャストも含めて、2年前より確実に深まっています。それを武器として、色濃く演じることができたらいいなと思います」
ユナクさん(ロジャー役)
「緊張感も違うし、今までと雰囲気も違うから、もっといい芝居を観せられる自信があります」
平間壮一さん(エンジェル役)
「『RENT』という作品は自分の人生がすごい出てくる作品だなと思います。2年という月日は長くて、稽古場でみんなの芝居を観たときに、深まったなという感じがしました。2015年版を観た方は『同じキャストか』と思われるかもしれませんが、全く違うので、深みも違うし、威力も違うし、さらにリフレッシュされて素敵な作品になったと思います」
続いて、今回初参加の二人も、稽古の様子や意気込みを語りました。
青野紗穂さん(ミミ役)
「歌稽古の時は緊張もあったので、初めてのことがいっぱいあったので、自分の稽古に集中していたんですけど、立ち稽古が始まったら、周りの方達がすごく親身になってサポートしてくださったので、愛って一番大事なんだなってことを毎日感じられるような稽古でした」
丘山晴己さん(エンジェル役)
「2015年からのキャストさんたちで出来上がっている世界の中に、新しく呼んでいただいて、すごいサポートもしてくださるし、あったかい愛で包まれているという感覚が本当にありました。特にダブルキャストの(平間)壮一くんには、細かくいろいろ聞いて、全部教えてもらいました。もちろんほかのキャストさんたちとも、それぞれ一人一人の役との関わりの中にも世界があるので、そこのところをいっぱいサポートしてもらいました。大好きな作品で、すごい不安もあったのですが、安心してできました。これからももっとどんどん良くなると思います。『RENT』という作品がなんなのかというのを、わかりやすく伝えられたらと思います」
最後に座長の村井さんから挨拶がありました。
「今年の2017年版の『RENT』、さらにパワーアップして帰ってきました。『人生を変える作品』といっても過言ではないくらい、とっても素敵なパワーに満ち溢れています。まだ観たことのない方も、そして何度も観ている方も、またぜひ劇場に足を運んでください。お待ちしています」
『RENT』は7月2日(日)〜8月6日(日)まで、シアタークリエにて、8月より愛知、大阪、福岡にて上演されます。
詳細は下記公式サイトにてご確認ください。